レインウェアのメンテナンス
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AFTER SERVICE & MAINTENANCE
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レインウェアのメンテナンス

どんなに優れたレインウェアでもメンテナンスを怠れば、その性能は低下していきます。
定期的な洗浄や使用後のお手入れによって初期性能を長期間、維持することができます。

※洗濯等を行うときは必ず本体に備え付けの洗濯方法表示タグに準じてください。誤った洗濯方法(ドライクリーニング、乾燥機や脱水機の使用、漂白剤の使用など)により使用不可能な破損につながることがあります。
※誤ったメンテナンス方法により発生した破損や不具合は購入時期に関わらず補償の対象外となります。

<使用後のお手入れ>

一般的なアウトドアウェアと比べて、釣りに使用するレインウェアには海水の塩分、魚のヌメリや血液が多量に付着します。塩分はファスナー等のパーツの腐食や塩ガミをおこし、魚のヌメリや血液は経年劣化の進行を早めるだけでなく、防水機能、透湿機能の低下につながります。また、汗や皮脂が裏地に付着したままでいることも透湿機能の低下につながります。
これらの汚れをしっかり落とすことでウェアの性能を維持することができます。
釣行時に汚れがついた場合、使用後によく濡らしたタオルで汚れをふき取ってから陰干ししてください。汚れがひどい場合や機能の低下を感じた場合は下記の<洗浄方法>を参考に洗濯してください。

左:撥水がしっかり効いている
右:汚れ等が原因で撥水が効いていない

左:綺麗な状態の裏地。しっかり透湿します。
右:汗や皮脂の蓄積により汚れた裏地。透湿機能が低下し、性能を十分に発揮できません。

<洗浄方法>

レインウェアの一番のメンテナンスは洗濯です。正しい方法で定期的に洗濯することがウェアの寿命を延ばす一番の対策になります。ウェアの素材によって洗浄方法は変わってきますが、一般的な透湿防水素材のレインウェアの洗浄の流れは以下になります。
※除菌ペーパーなどアルコール類が含まれるものは変色の原因になりますので使用しないでください。
※魚の血液やイカのスミなどが付着した場合、長時間放置すると生地に浸み込んでしまい、洗濯しても汚れが取れなくなることがあります。必ず使用後にふき取って下さい。

・40℃以下のぬるま湯で中性洗剤を使用し、手洗いで洗う

少量の中性洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸け置きしたあとに手洗いで洗います。揉み洗いやスポンジ等で擦ることは避け、「押す」ようなイメージで洗ってください。汚れが酷い場所には洗剤を直接かけてから浸け置きしてください。お湯の温度が高すぎると生地剥離やシームテープの破損の原因になります。ウェアを浸ける前に必ずご確認ください。
※アルカリ性や酸性の洗剤は含まれる成分によっては変色や経年劣化の原因になります。必ず中性洗剤をご使用ください。
※洗濯機の手洗い機能もご使用は避けてください。

・念入りにすすぐ

洗剤が残らないように念入りにすすいでください。レインウェアを洗うのが初めての方は「もう十分かな?」と思ってから、さらに1~2回すすいでください。
※すすぎが不十分で洗剤が生地に残ったまま乾燥させると透湿機能の低下や経年劣化を早める原因になります。しっかりすすぎましょう。

・脱水後、形を整えて陰干し

脱水の際は強く絞ったり、脱水機や乾燥機の使用は避け、軽く叩くようにして水分を切ってください。
(ただし無理して水分を切る必要はありません。水分を切らずにそのまま陰干ししても問題はありません。乾燥にかかる時間は前後しますが、性能には影響いたしません。)
その後、形を整えて風通しの良い場所で完全に水分が無くなるまで陰干ししてください。水分が残っていると保管時の経年劣化の進行を早める原因になります。
※直射日光に当たる場所や高温多湿になる場所で干すことは絶対に避けてください。変形、変色、経年劣化の進行を早める原因になります。
※乾燥機や脱水機の使用はシームテープの剥がれや、各パーツの破損につながる可能性があります。また、最悪の場合、機械自体の故障の原因になります。

<保管場所・方法>

保管場所や保管方法もレインウェアの性能を維持するうえで重要な要素になります。長期間保管する際などは特に“加水分解”等の経年劣化への注意が必要です。
レインウェアには経年により“加水分解”という現象が必ず発生します。加水分解とは「水解」とも呼ばれており、空気中の水分が反応物(ウェアの素材)に反応して分解する現象のこと言います。加水分解は空気中の水分と反応して起きる現象なので完全に防ぐことはできませんが、保管時に除湿剤や乾燥剤をご使用していただくことで症状の進行を遅らせることができます。
シーズンオフ等で一定期間以上の保管が予想できる場合は保管前に必ず洗濯してください。海水の塩分、魚のヌメリや血液が付着した状態での長期保管はウェアの寿命を縮める大きな要因となります。

・保管場所

高温多湿になる場所や直射日光に当たる場所は避け、できるだけ風通しの良い日陰で保管してください。クローゼットなどで長期間保管する場合は必ず除湿剤や乾燥剤をご使用ください。また、他の衣類と密着しないように保管してください。
※高温多湿な場所に長期間保管すると加水分解による経年劣化やカビの発生する原因になります。
※直射日光に当たる場所に長期間保管すると変色や縮み、生地剥離などの原因になります。
※他の衣類と密着した状態で長期間保管すると、衣類の素材によっては色移りすることがあります。

・保管方法

保管時は畳むことはできるだけ避け、形を整えてハンガーにかけて保管してください。どうしても畳む必要がある場合は圧縮袋などの使用はせずに、上に物を重ねずに保管してください。レインウェアに使用されているファスナー類はほとんどが止水仕様のものになっています。長期間畳んだ状態で置いておくとファスナーに折りシワがついてしまい止水ファスナーとして機能しなくなることがあります。上に物を重ねたり、圧縮袋の使用も同様の理由で避けてください。

<PU素材のウェアのメンテナンス>

洗濯を行う場合は、上記のレインウェアの洗濯方法で洗っていただいて問題ありません。ただ、PU素材のウェアは完全防水という特性上、洗濯後の乾燥に非常に時間がかかります。”水が浸入しない≒水が出ていかない”からです。洗濯を行うと裏地側から内部に水が浸入するため、季節にもよりますが、完全乾燥に3日~7日ほどかかります。洗濯する際は近々の釣行予定と照らし合わせてから行うことをオススメしております。
PU素材は表面に水分が浸み込みにくいため、軽度の汚れの場合は釣行後に水拭きで汚れをふき取るだけでも問題ありません。
保管の際は通常のレインウェアと同様に風通しの良い日陰で保管してください。
※乾燥の際は乾燥機、脱水機の使用は絶対に避けてください。PU素材のウェアは縫製ではなく、接着により生地と生地をつなぎ合わせている箇所が多いため、乾燥機等で熱を加えると接着面が溶けて使用不可能になることがあります。

<アフターサービス>
レインウェアが破損した場合の修理対応については以下をご確認ください。
・外的要因による外傷(釣針や棘が刺さった場合や裂け傷など)
一律1ヶ所¥2,200(税込)で修理可能です。傷の大きさや範囲、位置によっては修理が不可能な場合があります。予めご了承ください。
・ファスナーの破損(スライダーの破損やエレメント(務歯)の破損など)
スライダーの破損は¥1,100~(税込)で交換修理が可能です。(ファスナーの種類、位置で修理代は変動します。弊社で検査後、正確なお見積りをご連絡いたします。)
エレメント(務歯)の欠損やテープ部の破損など、ファスナー全体の交換が必要な修理は弊社では対応しておりません。予めご了承ください
・その他の修理
一度、修理依頼でご購入店へお持ち込みください。弊社で検査後にご連絡させていただきます。弊社オンラインストアでご購入のお客様はお手数ですがinfo@mazume.co.jpまでお問い合わせください。

修理依頼で弊社にお送りいただく際、スムーズにご対応させていただくためにも以下の①~⑧を記載の上、ご発送ください。
①郵便番号
②住所(賃貸にお住まい場合はマンション名、アパート名までご記載ください。)
③名前
④連絡の取れる電話番号
⑤購入店
⑥購入日
⑦使用状況、依頼内容
⑧メールでの連絡をご希望の場合はメールアドレス
※修理依頼品の発送時の送料はご負担いただきますようお願いしております。
※修理依頼でお送りいただく際は純正の付属品以外は全て外してからお送りください(他社製のポーチやラインカッターなど)
※修理依頼品をお送りの際、梱包に使用されたダンボール、袋などの返却を希望される方は事前にご連絡ください。ご連絡がない場合は弊社指定のダンボールで梱包して発送させていただきます。


・初期不良による不具合
製品には万全を期しておりますが、非常に稀なケースで初期不良により水漏れやその他の不具合を起こすことがあります。弊社が初期不良と判断した場合、無償対応させていただきます。
※補償期間は購入から1年となります。(弊社が初期不良と判断した場合に限ります。外的要因による破損は補償の対象外となります。)

アフターサービス対応不可のケース

以下の場合、使用回数、購入時期に関わらずアフターサービスをお断りさせていただきます。

・購入店が不明なもの
・釣り以外の用途に使用したもの
・中古品、個人間売買(ネットオークションや知人から譲渡、リサイクルショップ等で購入されたもの等)
・ご自身で改造されているもの(刺繍やペイント、サイズ調整、脱着不可能な社外製のパーツを装着したもの、等)
・ご自身で修理されているもの(こちらは修理後の状態によっては対応可能な場合もあります。修理希望箇所の画像を添付の上、info@mazume.co.jp までお問い合わせください。)
・廃盤から一定の年数が経過し修理用の部品の在庫がないもの
・故意に破損させたと弊社が判断した場合
・上記以外の理由で弊社が修理不可能と判断したもの

よくあるご質問

Q:「撥水が効かなくなりました。どうすればいいですか?」
A:まず一番最初に<洗濯方法>を参考に洗濯をしてみてください。洗濯して綺麗にすることである程度、撥水力がもどります。その後、市販されている撥水スプレーなどを使用してください。ほとんどの場合、これで撥水が十分に効くようになります。その他にアイロンやドライヤーを使った方法があります。アイロンを使用する場合、温度設定はできるだけ低温に設定し、必ずあて布を当ててウェア全体にアイロン掛けしてください。ドライヤーを使用する場合は60℃前後の熱風を30cm以上の距離をあけてウェア全体が温まるように当ててください。
レインウェアの表生地は目に見えないくらい小さく起毛しています。この起毛が潰れることで撥水力が失われていきます。熱を加えることで潰れた起毛が立ち上がり撥水力が一定以上に回復します。撥水スプレーと組み合わせることでより強力に撥水が効くようになります。
※撥水処理を行う場合は事前に必ず洗濯してください。汚れが残っているとシミができたり、撥水力が戻らないことがあります。

Q:「レインウェアに穴が空きました。修理できますか?」
A:穴の位置や大きさにもよりますが、修理可能です。
詳しいお見積りや修理の可否は現物をご確認させていただいてから判断させていただきます。一度、購入店に修理依頼でお持ち込み下さい。弊社オンラインストアでご購入のお客様はお手数ですがinfo@mazume.co.jpまで画像を添付してお問い合わせください。

Q:「ファスナーが破損しました。修理できますか?」
A:スライダーの破損は交換修理での対応が可能ですが、エレメント(務歯)の欠損やテープ部の破損など、ファスナー全体の交換が必要な修理は弊社では対応しておりません。ご了承ください。

Q:「愛用のPU素材のウェアの表面がボコボコしていて水漏れします。何故でしょうか?」
A:経年劣化が原因だと考えられます。レインウェアには経年により“加水分解”という現象が必ず発生します。PU素材に含まれるポリエステルは特に加水分解が起きやすい性質を持っているため保管方法によっては他素材のレインウェアよりも加水分解が早く進行します。加水分解は空気中の水分と反応して起きる現象なので保管時に除湿剤や乾燥剤をご使用していただくことで進行を遅らせることができます。

Q:「透湿素材ではないレインウェアは洗濯機で洗っても大丈夫ですか?」
A:素材に関わらずレインウェアを洗濯する場合、洗濯機、脱水機、乾燥機の使用は推奨しておりません。上記の機械をご使用されたことが原因による製品の破損、不具合は、いかなる場合でも補償の対象外となります。

Q:「遠征中にレインウェアが壊れました。かかった旅費を補償してくれますか?」
A:製品の破損に付随する損害(交通費や宿泊費、釣果、タックルの破損など)は
補償致しかねます。

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